理学療法士・ジャイロトニック/ジャイロキネシストレーナーの伊藤さんからセッション10の感想を頂きました。御覧ください。
セッション9の感想はこちら
前回のセッションからの振返り(身体や気持ちの面で感じたこと)
周りの事を気にして言い出せない事や、やれない事が溜まっている事に気付く。
見ないようにしてきた事に目を向けている感覚がある。
足りない物探しを止めれた。
セッションを受けている間に感じたこと
骨と腹膜とのスキマを手で磨かれている様な感じ。
骨格とその他みたいに、骨の存在が明瞭になる。
腸管も含めて腹腔内の圧を換気されている様で、余計な圧がボコボコ抜けていく。
それと同時に緊張感も解けていく。
臓器単体を動かされているというよりも、1つのポイントからかかる圧が全体に波及していて最初は引き連れや痛みがあるけど、色んな臓器が動き出すまで待たれているので時間と共にスッキリする。
立つとしばらくユラユラ不安定になる。
肝臓を押し戻されると痛い。結構痛い。
その後はスッキリするけど、胃は少しの間ムカムカしてる。
腹に重さが落ちてくる。立体的な広がりがある。
前回の10セッション目と比べてセッション直後からスーッとした感覚で終わった。
セッション後に感じたこと(セッション直後や1−2日後の様子など)
前回と比べて終わった、1区切りついたという気がしない。セッションと日常生活とのギャップが良い意味でない。
前回は良いセラピストになりたいと思って何を学べば良いか、何を学ぶべきかまよいながら、迷いを消すために行動で塗り潰して、自分と向き合えずに苦しんでいた。良いセラピストって何?かも考えずに。
そんな時期にべぇさんに出会えて助けて貰った。何かしらの感情移入があるかもしれないけど今でもそう感じている。
その後3ヶ月くらいした後にふと、自分の感じ方や物事の捉え方、構え方が大きく変わっていってるのに気付いてとても生きやすくなっていた。自分の生き方、人生が変わる特別な体験が出来た。
その時と比べてとてもすんなりセッション後の自分を受け止められていて、少し視野が広く客観視出来たのかもしれない。
そのためかとても特別な体験をしたというよりも、日常生活のアクセントになる。
少しのやりとりでナルホドと納得しながら心にも身体にも馴染んで、気がつくと自然と在り方が変わっていっている。
セッション自体は特別な事のはずなのに、自然と流れていき、気付いたら終わっていたけど実感がない。
今回の10Sは自分で人生の舵を取る時に大事な考え方とその実践だと感じました。
「苦しみながら、でも楽しむコツ」を伝えて貰えたのでまた動きだせそうです。
べぇさんの背中がかなり先のステージを見せてくれました。
ありがとうございます。
ーーー感想ここまでーーー
ロルフィングってただの身体の調整ではない。それが僕がこのワークを愛している理由。
その人のとても深いところまで関わる。そしてそれに向き合う覚悟のある方とは、言葉ではどうにも表現できない繋がりが生まれます。
時に不安な気持ちになることも人によってはあります。
でもそこで、「今不安なんです」、そうやって伝えて欲しい。
不安な気持ちは、今自分が一歩踏み出そうとしている証拠だから。
その不安な気持ちを抱きしめて、次の一歩を進むお手伝いをこれからも続けていくから。
それではまた
森部高史