行って良かった、世田谷区の両親学級

世田谷区で開催されている両親学級に妻と一緒に参加してきました。妻は以前母親学級というのに参加していて、自分は今回がはじめて。

感想としては「行って良かった」、そして「妻よ、色々と大変だったんだね、ごめんね、ありがとう。」

世田谷区の両親学級に行って良かったな、と思うこと

ご近所の同じような時期にパパさん・ママさんになる方に会える

はじめての妊娠・出産ってわからないことが多い。なんとなく大丈夫だけどなんとなく不安。大体同じくらいに出産を迎える人たちに会うことで、「そうか、こういうことがあるんだ」という感覚がママさん達には広がっている様子がみて取れて、これってとっても大きいよなぁ、と感じました。

多分、「自分だけじゃないんだ」っていう安心感なのかな。そういった様子をみているパパさん達もちょっとホッとしている様子でした。

オムツ交換とか沐浴の練習+自分の中に湧き上がる感情

オムツ交換、沐浴の練習。周りの友達がやっているのをみていたり、オムツ交換は祖母の介護でやったりしていたので、まぁ大丈夫だろう、みたいに思っていました。

で、実際にお人形を使って練習、もちろん入れるとか交換する、とかはできるんですけど人形相手なのになんだか笑顔になっちゃうんですよ!あぁ、これ絶対かわいい、って。早く顔をみたいなぁ、って。

まぁ、現実問題生まれてきたらそんな簡単なことばかりではないのだろうし、泣かれて困るなんてこともたくさんあるんだろうけど、とりあえず今はそうやって湧き上がってくる感情は大切にしておきたい。

男は親になる自覚が薄いといわれますよね。女性はお腹の中で違う心拍数の子供が十月十日一緒にいるのと違って特に身体的には何も変化がないままある日子供が生まれている状況になるから。その差がわかってはいるけどなかなか理解しがたいと思われる方もすくなくないでしょう。

多分、生まれてくるまえに男の人がリアルに「父親になるんだ」と感じられる数少ない機会なんじゃないかな、って思います。もっと頻繁に感じろよ!というお母さん達の声も聞こえてきそうですがそに関しては、すいません、男にはなかなかわからないんです。それに対しての寂しさもあります。

臨床心理士の先生のお話、「話さないとわからないよ」

月齢が進んでいくと、お母さん達はお腹がどんどん大きくなって、身体的な負担も大きくなってくる。出産が近づくにつれて漠然とした不安も生まれてくる。

臨床心理士の先生のお話の中で、「パートナーにして欲しいことはなんですか」「パートナーにしてあげられることはなんですか」という質問があり、他の方々と意見交換をする時間がありました。

自分は「何をして欲しいか・いまどういう状況なのかを伝えて欲しい」と言いました。やっぱりね、わからないんです。

我が家は同じような仕事を一緒にしているし、お互いに身体の専門家です。僕にいたっては触る仕事をやっています。だけど先日一緒に出かけた後に妻がむくんで足が痛い、と言われるまでそこまでのものとは実感できていなかった。

妊娠後期に入るとむくむよ、ということは周りの方々によくいわれていたけれど、それがここまでの痛みにまでなるとは思っていなかったんです、情けない話。言ってくれたらマッサージするのに!という所なんですがそこはこちらが気づいてあげないといけないところでもあるんですよね。

「伝えてほしい」ということに対しては、他のパパさんもお仕事でお家をあけていることが多いからこそ、伝えてほしいということでした。

臨床心理士の先生も、お互いが楽でいられるために伝え合いましょう、ということをトラブルになりやすい実例(洗いもの・洗濯物)をまじえてとってもわかりやすくお話してくださいました。

実際は生まれてきてからじゃないとわからないことがたくさんある、ということは十分承知ですが、自分は行ってよかったな、ってとても思います。

伝えること、やっぱり大事。

帰ってから感じたこと

会のあと、自分はセッションがあったので即会場をあとにしました。(本当は少しゆっくりのこっていたかったのだけど)帰宅してからその後はどうだった?という会話をしていたら、参加されていたご近所のママさんがロルフィング®のことをご存知で興味をもたれていたり、別のパパさんがアスレティックトレーナーのことをご存知だったということを聞きました。

多分、こういうライフステージに来た僕たちだからできることってあるんだよなぁ、と思っています。

それをどういった形で実現していくか

こういったご縁から何かみんなで安心できる環境なんかできたらいいな、って思います。

パパさんにママさんのむくみケアなんかを教えることをやるとかどうだろう、なんて妄想中。

まとめ

ひとりじゃないよ!

ではまた

べぇ

それではまた

森部高史

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社 Pono Life(ポノライフ)代表取締役 / Kukuna Body主宰。 「人生の節目に出逢うセラピスト」として多くの方の人生の転機に立ち会う。中高一貫校の英語科教員、部活動顧問を経て、アメリカの大学院に進学しアスレティックトレーナー(ATC)に。アメリカの様々な地域の大学でフルタイムスタッフとして勤務し、2012年帰国。【からだはこころのいれものだから】という考えを大切に、身体と心のバランスを大切にするボディーワーク、ロルフィングを中心に日々クライアントが自分軸で生き、自分自身の人生に彩りを添えていく為のお手伝いをしている。オフィスは麻布十番。2015年より一女の父。