里帰り・立会い出産をしてよかったなぁと男目線で思うこと パート3「『男は無力、、、』に心折れずに前向いていこう!」

 

パート1「伝える習慣を作っておこう」

パート2「はじまりは突然に!」

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ということでパート3。

 

いよいよ病院です。

入院です。

 

入院したのは18時30分くらいかな。

先生の診察が一度ありました。

 

「んー、始まっているけど、まだ子宮口が開いていないからしばらくかかりそうだけどねぇ。今晩になるかなぁ、、、という感じ。ま、泊まっていったら?」

 

すごい淡々。

だけどそれがこの先生の良いところ。

 

「だってまだあなた笑っていられるもんね」と笑顔の先生。

こっちはその一言で固まります、ピキーンってね、、、

さぁ、「男は無力」タイムの始まりです

陣痛には波があるとよく言われますが、最初病院に行く時くらいは大体10分間隔くらいで一度連絡をする、ということが多いようです。

 

で、その波がザッパーンと来ている時は、「あ、もうムリムリムリムリ、、、っていうか白旗」という感じらしいけれど、その波が過ぎたらなんてことはなく普通にしています。

 

まぁ、さすがに最後のほうになるとその波が過ぎた後も痛そうでしたが。

 

この頃はまだまだ余裕。

だから僕ものんびり構えていました。

陣痛に関するポエム

そうそう、こちらの産院での両親学級に妻が参加した時に「陣痛」のエッセイをいただいたんです。

それがとっても素敵で。

 

「陣痛」というと「物凄く痛かった」という経験がある人が多いから、初産の人にとっても恐怖になっていたり、経産婦の方にも「あれがなければまだ欲しいんだけどねぇ、、、」という記憶になっている方も少なくないと思います。

 

その詩は、子宮が語り口。

 

陣痛は「赤ちゃんにもう少しで逢えるよ、赤ちゃんもかーちゃんに逢いたいんだよ、抱っこして欲しいんだよ」

 

そう思って一生懸命送り出そうとしていて、私(子宮)は一生懸命仕事をしているのにあなた達(母など)は私を悪者のように扱う。

 

どうか、そのサインがきたら「もう少しで逢えるね」「頑張れ」って応援してください。

 

そんな内容でした。

 

この詩を紹介してくださったのは、妻の支えになっていたと分娩を通じて感じています。

 

さぁ、走り出して下さい。ゴールが何キロ地点にあるかはまだ教えないけどね。

分娩室側のお部屋に入って、のんびりです。

ちょっと出張でビジネスホテルに泊まってる?みたいな気分。

食べられるときに食べておこう。そう、多少無理をしてでもね。

夕ご飯どきに入院だったのでお義母さんが、夜ご飯をもたせてくれました。

このとき、妻は胃が圧迫されている感じで気持ち悪いから食べられない、と言っていたのですがふりかえったらちょっとでも食べてもらうべきだったと思っています。苦しいんだけどね。

 

それもわかっているけど、食べておいてもらわないとそれも困っちゃう(理由は後述)

 

とーちゃんもどれだけの時間いることになるかわからないから、とーちゃんは食べましょう。

心情的には食べづらいかも知れませんが、とーちゃんはいつなんどき、どんなことをしなければならないか、どんな決断をしなければならないかわかりません。

 

だからとーちゃんは食べましょう。

かーちゃんもそこは理解してくれます。理解してください。

どんな時でも腹はへります。

 

もし匂いでかーちゃんが気持ち悪くなってしまうようなら、ちょっと30分外にいって食べてきちゃいましょう。

まだ大丈夫です。

 

なんならコンビニでパンとかも後々のために用意しておいてもいいかもしれない。

 

あ、そのときにウィダーインゼリーだったり、チョコレートだったり、ヨーグルトでも、オレンジジュースでもなんでもいいので買っておきましょう。かーちゃんのために。

 

お産が長引くと、体力は削られていきます。

痛みなどでかーちゃんはもう物を食べるどころではなくなってきます。

子宮も筋肉なのでエネルギーが必要なんです、生理学的に

でもね、子宮も筋肉なんです。

収縮することで赤ちゃんを送り出す。

 

筋肉の収縮にはエネルギー必要です。ミオシンがATP必要としています。

食事していなかったら 筋収縮に必要なものが枯渇してしまい、結果苦しい時間が続いてしまいます。 

かーちゃんにとっても、赤ちゃんにとっても。

 

だから何か口にいれましょう。とーちゃんも心を鬼にして、「食べないと子宮が収縮できません」と冷静に言いましょう。

 

多分、一生かーちゃんに

 

「あのときのあんたはあり得ない、私苦しかったのに、気持ち悪かったのに。あんたは何もわかっていない」

 

と言われます。

 

言葉で言われなくても、かーちゃんはきっとどっかで思ってます。

今忘れていても、きっと突然思い出すときがきます。

 

でもいいんです、かーちゃんと赤ちゃんを守るためです。

一生その十字架を共にとーちゃんたちで背負っていきましょうよ。

 

ちなみに妻は、元々食に執着がある方ではないので、一度だめ、ってなると本当に食べない。

コンビニに走って上記のものを買ってきたけど、見るだけで気持ち悪くなっちゃってました。

 

(そうやって気にしてくれているのは嬉しいし、汗かいてまでコンビニに走ってくれてその気持ちは嬉しいんだけど)←妻、心の中の言葉。

 

「何してくれてんねん!気持ち悪いって言ってるやろがっ!」←妻の表情から感じ取れること

 

こんな感じです。

あ、ちなみに妻は関西人ではありません。熊本人です。

 

でも無理やりですが、オレンジジュースを飲ませ続けました。

もうそのオレンジジュースは見たくないそうです。

 

あ、ちなみに僕のブログは男性のトレーナーさんたちも見てくれている人たちが多いので、お産がどんな感じに体が疲れるか、というとですね。

 

オールアウトのトレーニングありますよね。

もうこれ以上動けません、的な。

 

それを1としたら1000くらいです。

しかもゴールがいつくるかわからない長距離走をひたすらやらされた最後に仕上げにそんな感じです。

 

そもそも命かかっていますしね。自分のも、子供のも。

そんな状態でトレーニングしたことあります?ないですよね?

 

だからお産終わった瞬間にほぼ昏睡状態です。

次の日は当然、全身いたるところが筋肉痛になっています。

多分それだけで十分気持ち悪くなるくらい。

水分もしっかりとろう

水分もとっても大事です。

 

お産時には出血もします。羊水もでます。体内の水分量が一気に変わります。

 

分娩台に行く前の段階でも、陣痛のときにいろいろ体を硬直させたりするし、うちの場合は夏場だったのでエアコンをいれていても汗を良くかいていました。

 

このあたりは病院にもよるのかもしれませんが、エアコンの調節が難しくていきなり寒くなったり、すごく暑かったりということがありました。

 

そのあたりも気をつけてあげるといいと思います。

 

ぼくは妻が暑そうだったので、エアコンの調整もそうですが、タオルを凍らせてアイスタオルを作っていました。

これも病室に冷凍庫があったからできたことですが、それは準備できてよかったなぁ、と思います。

 

冷凍庫がなければ、家でペットボトルを数本凍らせて持ってくる、とかコンビニで氷を買ってくるとかでもいいと思います。

 

あれ作ってたから、自分自身もちょっとは役に立てたかな、という実感が今はあります。

 

多分この時って部屋の温度が快適な設定だったとしても、自分自身の体温調整がうまくできない段階なのかもしれません。

 

普段寒がりな妻で、暑がりな僕の「体温の不一致」夫婦ですが、この時は逆転する時間帯が結構ありました。

それもコロコロ変わるから、また戸惑うんですけどね、とーちゃんとしても。

先はまだまだ長いぞ

ちょっと、時系列がバラバラになりましたが、入院してすぐは特にやることもないし、お泊まりセットを広げて、妻は胎児の心拍や子宮の収縮をはかるモニターをつけられてベットにゴロンとしています。

 

結果、このあと16時間くらいこの部屋にいることになり、上記のようなことが行われていました。

 

陣痛の兆候がでてから実に22時間かかったお産でした。

だからこの時はマラソンでいったら、スタートして5キロくらいですよね。

 

まだまだ余裕。

あれ?この感じなら結構あっさり完走しちゃうんじゃないの?みたいな。

 

でもね、マラソンと違ってゴールが見えてないんですよね、このときは、、、

 

時間とともに陣痛で感じる痛みも間隔も短くなってきます。

 

痛いときは「腰をさすってあげて」とか「足をさすってあげて」とか色々アドバイスをいただいていました。

 

テニスボールがあると助かるよ、とも言われていたのですが、うちの妻はお気に召さなかったので使いませんでした。

普段毎日のようにテニスボールつかってセルフリリースしているんですけど、この時は違うみたい。

 

私、ロルフィング®といって身体と心を整えるお仕事をさせていただいています。

身体を触るのが本職です。

 

妻にも以前から言われていました。

「あなた本職だから、そもそもの私の期待値というハードルは高いからね」

 

よし、まかせろ。

今までの全ての勉強と経験の数々はこのときのために!!!

 

 

妻が陣痛で痛がっている時がきた、、、

 

いまだっ!!!

 

 

 

さすりさすり、、、←さすっている音

(大丈夫だぞ、ここにいるぞ!がんばれ!)←とーちゃん心の声

 

 

 

 

バシンッ!←無言で妻に手をはじかれる音

 

 

 

 

そうじゃないらしい、、、

そこじゃないらしい、、、

 

 

 

一度こうなると、次どうしていいのかわからなくなります。

 

でもとーちゃんもかーちゃんのためにどうにかしたい、何かしてあげたい。

ここにいるよ!って、だから頑張ろうって。

 

 

再度チャレンジ。

 

 

さすりさすり、、、

 

 

 

バシンッ!!!!

 

 

こんなことが何度となく繰り返されます。

 

 

出産が終わって、数日たって話をきいたら

「その瞬間はそこさすってもらいたいと思って、気持ちよいっておもうんだけど、もうその次の瞬間から『そこじゃないのっ!!!!』ってなるんだよねぇ、、、」

 

って言ってました。

 

ほんとそういうもんなんだと思います。

 

なので、とーちゃんたちは心折れずに、ちょっとさすってあげて拒否されたら、そっと涙を拭いて

 

「どうしたらいい?」って聞いてみましょう。

 

余裕があれば何か答えてくれます。

 

でも多分何も返ってきません。

無視されてもそれはしょうがない。だってもうかーちゃん必死だもん。

 

多分声も聞きたくないくらいです。

 

「ハ ナ シ カ ケ テ ク ン ナ!!!」 

 

それくらい。

 

男性でいうと、ぶら下がっている大事な玉のほうを思いっきり不意に蹴り上げられて

 

 

あうっ、、、、

 

ってなって呼吸も苦しく、目の前が真っ白になって、冷や汗がでているとき、ちょっと誰にも触って欲しくないし、話しかけても欲しくないし、ちょっと一人にしておいてください、みたいなときありますよね。

 

でも放って置かれるのもちょっとやだ、みたいな。

 

あんな感じに近いです。

 

 

後日聞いたところによると、そばにいてくれていることは、とっても心強いことだというのは出産経験者のかーちゃん達からは言われていますので、その点はご安心を。

 

ということで、どんなことがあろうと、とーちゃん達は心おれずに、そばにいてあげてください。

そのときにスマホとかいじっていたらだめですよ。

 

そばにいて、懸命なかーちゃんに All inです。 全てをそこに集中してください。

 

大丈夫、とーちゃんの心の傷なんてたいしたことないです。

かーちゃんなんて、痛い思いもして、身体も大きな事故にあったくらいのダメージを受けているんですから。

 

男だったらそんなことで凹まないの!

 

っていう話をとーちゃん達で飲みながら話したら面白いと思う。

 

多分、子育て中のかーちゃんには「いいわね、あんたは飲みに行けて」って言われるけどね!

 

 

もうちょっとだけこのシリーズ、続きます。

次回はいよいよ分娩のとき。

 

とーちゃんたちはこれをやっておこう

・病院には何があって何がないのか

・陣痛時に必要なものは何なのか

・コンビニやちょっとしたものを買えるお店はどこにあるのか

・自分の身の回りの品の確認

・現金多めに

・部屋を出入りすることも多いので貴重品の管理

かーちゃん任せにしないこと!

 

まとめ(用意しておこう、あって良かったなリスト)

・エネルギーになるようなウィダーインゼリーみたいなもの

・チョコレート

・ジュース類

・ストロー(ペットボトルから飲むため)

・お水

・タオル

・冷凍庫があればいいけど、なければ氷

・とーちゃん食料

・テニスボール(もあると助かるという声がありました)

・折れない心

 

 

ではまた

べぇ

 

 

里帰り・立ち会い出産をしてよかったなぁと男目線で思うことシリーズ

パート1「伝える習慣を作っておこう」

パート2「はじまりは突然に!」

パート3「『男は無力、、、』に心折れずに前向いていこう!」

パート4「分娩室では『無』の存在に」

パート5「ようやく我が子と対面」

パート6「出産・その後」

パート7「側に居られる贅沢・脱イクメン、子育てをしよう」

番外編「『俺、立ち会うべき!?』と感じている男性は女性が思うよりも多いのかもしれない」

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それではまた

森部高史

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アメリカにおいてプロスポーツやハイレベルなスポーツ選手と関わり、日本でも芸能界に携わる方々も含み、10000を超えるセッションを行ってきた中でわかった【身体と心の繋がり】、そして【自分軸で生きて行く】ということ。

そのためには、必要不可欠な身体と心のバランス。

自分らしい毎日を過ごすために身体を入り口として心にアプローチする人生に携わる専門家として知っておいて欲しいことをまとめました。

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ABOUTこの記事をかいた人

森部高史

株式会社 Pono Life(ポノライフ)代表取締役 / Kukuna Body主宰。 「人生の節目に出逢うセラピスト」として多くの方の人生の転機に立ち会う。中高一貫校の英語科教員、部活動顧問を経て、アメリカの大学院に進学しアスレティックトレーナー(ATC)に。アメリカの様々な地域の大学でフルタイムスタッフとして勤務し、2012年帰国。【からだはこころのいれものだから】という考えを大切に、身体と心のバランスを大切にするボディーワーク、ロルフィングを中心に日々クライアントが自分軸で生き、自分自身の人生に彩りを添えていく為のお手伝いをしている。オフィスは麻布十番。2015年より一女の父。