なんだか物事がうまくいかず、どこか歯車があっていないような時ってありますよね。
普段だったらあまり気にしなくても良いようなことが、やけに気になったり、心に引っかき傷を加えたり。
自分でも「そんなに気にする必要はないのに」
そう思っているのだけれど、どうもふっきれないクヨクヨしてしまう、そんな時。
「どうしたら良いのだろう?」「自分のどこがいけないのだろう、、、」
そんな風に考えて頭の中に生きてしまったり、人によっては占いに頼ったりすることもあると思います。
(占いを否定しているわけではありません、僕も占いは好きです。石井ゆかりさんの筋トレとかよく読みます。でもそれを参考にするのと、すがるのとは違いますよね)
そんな時は、頭の中や心に対して気にかけるよりもまず、自分の体のことで気にかけてみてほしい3つのことがあります。
目次
1. 睡眠時間は確保できていますか?
何かが気になっている時はその前段階で、自分自身の体力が落ちているということが多くあるように思います。
忙しいから、どうにかして睡眠時間を削ってやるべき仕事を終わらせようとする、なんてことよくありますよね。
でももしそうなら黄色信号。ちょっと考え直してみてほしいなと思います。
睡眠時間を削ることは一番最後、というよりもそれを削るということは選択肢から外してください。
6時間も寝れば十分、という人もいますがやはり7時間は脳を休めるためには必要と言われています。
寝すぎ、も体にとってはよくないとも言われていますが、現代、特に日本の都市部にいる人は慢性的な寝不足状態にあるように感じています。
眠ることは、サボることではありません。
寝ている間に、脳は休みながらもその日1日の出来事を整理してくれています。
睡眠時間が削られるということは、体力的な回復も損なわれますが、脳がゆっくりと物事を整理する時間も奪ってしまうことになります。
それでは、「何をどうしたら良いか」という判断が上手にできなくなるのも当然ですよね。
まずは、睡眠時間を確保してください。
眠っている時間なんてないんだ!となっている時は仕事のやり方をもう一度考え直してみるべきです。
そもそも睡眠時間が足りていない状態で良い仕事なんてできるわけがありませんから。
2. 体は冷えていませんか?
布団に入ってもなかなか寝付くことができない、という方もいらっしゃるかも知れません。
特に睡眠時間が普段から少なめの方は、「せっかく早くに布団に入ったのに寝付けないのでは意味がないなぁ」と感じたことがあるかも。
それは、多くの場合「寝る準備」を怠っているから。
快適に眠るためにはそれなりの準備が必要なのです。
健やかに眠るために必要なことの一つに体内の温度差があります。
あがった体温が下がっていく時にいわゆる「睡魔」がやってきます。
僕たちが日常生活で就寝前にこの温度差を作り出す、手軽に取り入れられる方法はなんでしょうか。
そう、お風呂ですね。
忙しいからとシャワーだけですましていませんか?
それでは体は温まりません。
浴槽にお湯をためて、15分ほどは浸かるようにしてみてください。
温度は個人差がありますが40度前後で、熱すぎずぬるすぎず、という位から始めたら良いと思います。
入浴後30分から1時間くらいに布団に入っていられると良いようです。
お湯に浸かる、ということで血流の促進などもそうですが、その水圧と浮力で体がリラックスするということも非常に大きいようです。
上手に温度差を作れる準備ができたら、快適に眠れる環境を作っておくということが大切。
眠る直前の暴飲暴食や深酒、そしてパソコンやスマホの使用などにも注意をしてみてください。
寝具や部屋の温度、湿度なども大切なものにはなりますが、その前に自分自身の行動で見返せるところから試してみてください。
浴槽に浸かるのは冬だけでなく、夏でも同様です。
夏は冷房であったり、冷たいものを摂取していることにより、思った以上に体のなかが冷えています。
お風呂に入った後は水分補給(アルコール、カフェインではないですよ!)も忘れずに!
3. 温かいご飯をたべていますか?
車が動くためにはガソリンが必要です。
人間が動くためには、上記の「休息」と栄養が必要です。
それがご飯。
ちょっと忙しくなったり、気にかけていることが増えると
「あ、ご飯食べるのわすれていた」
とか
「食欲がなくて、、、」
と言う方もいますよね。
(自分は何があってもまず「ご飯を食べる」の人なので、信じられないのですが。)
エネルギー源がなくては体は動いてくれません。
指令を送る脳も上手に働いてくれませんし、その先で動く筋肉を動かす効率も悪くなってしまいます。
なので、ご飯は食べましょう。
毎回バランスのとれた食事を、というのは状況により難しいかもしれませんが、「ながらぐい」をやめてみたり、レンジでチンするコンビニご飯ですますのではなく、温かい作りたてのご飯を食べる機会を増やしてみてください。
ぼくたちは機械ではありません。
だからとりあえず胃に何かを入れればいい、というわけではないはずです。
ご飯やおかずの香り
暖かさ
味
料理を作っている時やお皿から伝わる音
盛り付けや色合い
そしてスパイスとして誰かとの会話、なんていうものがあるのもいいですね。
五感を刺激するのが食事です。
最近、その五感を刺激するような食事をしていないなぁ、という方はちょっと見直してみるといいかもしれません。
いきなり全ての食事を完璧にしようとするよりも、まずはできる所からやってみてください。
その時、自分の気持ちの変化なども追えるといいかもしれないですね。
自分の体は世界に一つ、僕たちの体は機械じゃない
色々と取り組まなければならないことや、その時々の状況や環境ということはあると思います。
覚えておいて欲しいことは、自分の体はひとつだけ、ということ。
壊れたら部品を交換できるわけではありません。
そしてその痛みなどは、他の誰も本当の意味ではわかってもらうことはできないのです。
その点もわかっていて、自分は構わないというのであれば何も言うことはありませんが、そうではないのならちょっと上記の3点を考え直してみて欲しいのです。
悩み事がつきない、そんな時はどうしても自分の頭のなかで迷路をグルグル回ってしまいがちですが、一旦現実に戻るために、自分の体を意識をしてみてください。
その場から動くためには体力が必要です。
その体力を温存したり、回復したり、養ったりする習慣としてまずは体をいたわる上記の3ポイント、きにしてみてください。
運動などももちろん良いのですが、上記3点がおざなりのまま「頑張って」運動をしてもまたどこかのポイントでつまずいてしまうことがあると思います。
運動もすることで気分転換にもなりますし、より健康的なライフスタイルの維持もできるので余裕がでてきたら取り入れてみましょう。
ちょっとずつ、ちょっとずつ。
運動に関してはまずは気の合う友達とおしゃべりしながら散歩、でも良いのですから。
ではまた
べぇ
それではまた
森部高史