気づかせてくれたロルフィングに感謝です

大学職員Fさん セッション7体験談

Fさんからセッション7の体験談を頂きました

今回は最後の方にセッション1前/3後/7後を比べた写真も掲載しています。ご覧ください

セッション7:コア最終回

セッション7,本日はコアの最終回で、下から徐々に上がってきて、最後に頭を自然な形で背骨に乗せることを目指してのアプローチでした。

今日は何となく調子がよくて、歩く感覚も特に違和感なく始まりました。

首を上下左右に動かしてみて、可動範囲などを確認します。想像以上に首が回らないことにびっくりしました。

仰向けで、肋骨、肩、腕と少々強めに感じるアプローチでした。

表層のセッションの際に行ったのと同様に、骨と筋の間をほぐす(?)様に押されたときは、久しぶりに「いててててて」と変な汗が出てしまいましたが、いつも通り、終わった後はすっきり軽々でしたが。

肩、肩胛骨、背骨の周りなどを細かく触ってもらい、首から顎、頭にかけても凝り固まった部分を丁寧にほぐしてもらった感じでした。

この間、ずっと喉の奥の力が抜けて、顎がとてもリラックスできました。今回も、目を閉じていても眠くはならず、気持ちのよい覚醒状態にありました。

セッション後半

さて、後半に入り、ちょっと変わったアプローチです。

手袋をはめて、口の中(歯茎の付け根辺り)を押していくという、まず通常では他人が触るはずのない場所を細かい動きで顎の動きなどを見ながら調整してもらいました。

もともと顎関節症を患った経験もあり、あまりかみ合わせがいい方ではありませんが、終わった頃にはずいぶんと口が大きく滑らかに開くようになりました。

私の場合は、左側が緊張しているようで、なかなか左右同等にはなりませんでしたが、とても楽になりました。

そして、もう一つ、他人はまず触らないであろう鼻の穴です。

片方ずつ、小指を入れて少しずつ少しずつ押しながら空間を広げていく感じです。

奥の方で所々痛かった箇所もありますが、両側が終わった頃には、顔全体の筋肉の力が抜けて、目を大きく見開いているような感覚になりました。表情も変わっていたのではないかと思います。

顎のセルフエクササイズ

最後は自分で出来るエクササイズを教えてもらいました。

単純な動きです。寝た状態で軽く口を開けて,顎を左右にゆっくりと動かすだけです。

といっても、滑らかな動きをするのが案外難しかったです。左右、前後などの動きを数往復するだけで、緊張がほぐせてとてもいいな、と思いました。

立ち上がってみると

今回は途中で起き上がることなく、ずっと寝たまま頭の周りを触られていたので、立ち上がるときに結構めまいがしました。

でも、それが止まると、背が高くなったような,目線が高くなったような気分でした。

歩いてみると、頭がぶれずに滑らかなに歩くことが出来ました。

座位でのエクササイズ

最後に座位でのエクササイズを一つ。

座骨で座り、首をゆっくり後ろに倒します。顎の力を抜くとより楽に倒せました。それからゆっくりと顎を胸に納める感じで,前に倒します。

この際、背骨を少しずつ丸める感じで、ひとつずつ間隔を広げていきます。

これを数往復やりました。何度かやるうちに、動く範囲が徐々に広がることを感じられました。

最後にもう一度歩いてみます。
ぶれない滑らかな動きです。だんだん楽で無駄のない歩き方が分かってきたような気がします。

写真を見て

翌日、写真を送っていただきました。

今回は、セッション1との比較もして下さり、前のめりになっていた身体が、かかとにしっかり重心の乗った体勢に変わっていました。もちろん意識してそうするようになったのですが、それに気づかせてくれたロルフィングに感謝です。

(左から:セッション1前/セッション3後/セッション7後)

次回からは統合のセッション

いよいよ次回からは統合のセッションだそうです。

ずいぶん長い間やってきたように感じますが、ここまでくると、もう終わってしまうのか、という寂しい気持ちになってきます。

次回もよろしくお願いします

ロルファー®べぇ コメント

早い物でコアセッションも最終回

Fさんは初めの頃は「あそこが痛い、ここが痛い」と仰っていたりセッション中も結構「痛い!痛い!」と笑いながら叫んでいましたが(笑)、「なぜ痛いと思うのか」と言う所を少しずつ感じてくれるようになっていったように思います

「痛い」って聞くと全部が悪い事のように聞こえるけれど、痛みにも色々と種類があって、「なんで身体はわざわざそんな信号を送ってくるのかな?」と考えてみると色々な答えが見つかってきます

セッション1からの比較をしても、大分力が抜けて伸び伸びーっとしてきました

さぁ、これからの統合セッションはどのような感じになるか、楽しみです!

それではまた

森部高史

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社 Pono Life(ポノライフ)代表取締役 / Kukuna Body主宰。 「人生の節目に出逢うセラピスト」として多くの方の人生の転機に立ち会う。中高一貫校の英語科教員、部活動顧問を経て、アメリカの大学院に進学しアスレティックトレーナー(ATC)に。アメリカの様々な地域の大学でフルタイムスタッフとして勤務し、2012年帰国。【からだはこころのいれものだから】という考えを大切に、身体と心のバランスを大切にするボディーワーク、ロルフィングを中心に日々クライアントが自分軸で生き、自分自身の人生に彩りを添えていく為のお手伝いをしている。オフィスは麻布十番。2015年より一女の父。