毎朝の散歩コース、いいでしょ?
熊本にきて1週間が経過しました。
最初の1週間は東京での慌ただしい生活から離れて神経が緩み始めているけれども、セッションや丸信感謝祭がありました。
そして1ヶ月ぶりに会う妻とお腹の子との共同生活における少し違うリズムに適応しようとする中で過ごした時間でした。
今週はいよいよ予定日を迎える週となるので、かなりのんびりと一緒の時間を過ごす予定です。
東京と熊本のセッションで感じる違い
熊本でもセッションをさせていただいていて、皆さんの身体から感じるものが東京と何かが違うなー、と思っていました。
もちろん東京と比べて、セッションをしている絶対数が圧倒的に熊本では少ないので統計学的に言えるわけではありませんが、自分の実感として、ということで。
うまく言葉で表現できるかわからないのだけれど、東京でのセッションを通して多くのクライアントさんから感じることは
「もういまが限界を超えているということに気づいていない、気づかないようにしている。」感じ。
「だってやらないといけないんだもん、ほかに選択肢はないし考える余力もないですから」
という声と言ったらいいでしょうか。
それに対して、熊本で感じたことは
「まだまだ自分はやれる、やらんといけん。自分が頑張らなといかんけんっ。人に頼るほど自分はまだ弱っとらん、大丈夫たいっ。」(熊本弁は適当です、ごめんちゃい( ´ ▽ ` )ノ)
という感じ。
どちらが良いとか悪い、とかではなくて
「どっちも一息つきましょう」
という感じ。
土地柄の違い?
ちょっと一呼吸おいてしまえば置いていかれてしまうかもしれない、このままでいいのか、という恐怖心を感じている東京
甘えている、手を抜いていると思われてしまう周りの目を気にする熊本
という感じにも見て取れました。
その地域によって強まる考え方や社会通念というものがあり、僕たちはその影響をとても受けています。
僕が言えることは、「上手に周りの力を借りて、委ねられる場所を知っておきましょう」、ということ。
そうしたらもっと楽になれるし、きっともっと上手に、効率的に物事に取り組める。
「自分の」人生と向き合える。
委ねているから甘えている、という訳ではない
向上心を持つ
自分の限界値を超えていく
とっても大切なことだと思います。
でもいまの自分がどこにいるのかわかっていなかったら、やはりそれは少し無謀。
具体的に動いてみる | Kukuna Body
そのままの勢いでやれてしまう人もいます。
そんなタイミングにたまたまいる、ということもあります。
でも人生は長いです。
継続的にやれてこそ、の人生だと思います。
だから少しアンテナを張って、自分の身体をいつもよりちょっと大切にしてあげる。
そんな場所を知っておいてあげる。
それだけで、物事のとらえ方って大きく変わってきます。
熊本でセッションを受けてくださった方に言われたこと
「こういう場所が自分の身体にもあるということを教えた責任として、これから毎年お願いしますね」
そんな場所をこれからもたくさんの人が気づいていけるきっかけ作りを、いろいろな場所で行っていけたら、と思います。
大きな変化を求めずに小さな発見を大切にする | Kukuna Body
まとめ
無理はしてもいいけど、無茶にならないようにね。
ではまた
べぇ
[tribulant_slideshow gallery_id=”2″]
Anatomy for Real Life、始まります。
詳細・お申し込みはこのページ下部をご参照ください!
*ARLではアメリカでアスレティックトレーナー(ATC)として活動してきた経験に基づく解剖学的知識とロルフィング®を始めとするボディーワークを実践していく中で育んできた要素をふんだんに盛り込んでいます。
大切なことは解剖学は冷たいものではなく、温かい「人間」を取り扱う学問である、ということ。
解剖学的な知識は大切にしながら、すこし違う視点で物事をとらえ、育んでいきます。
興味のある方は 下記リンクをご参照ください。
一人でも多くの仲間に出逢えることを楽しみにしています。
それではまた
森部高史