スギちゃんの骨折についてロルファーが思う事

おはようございます
大分朝は爽やかな感じで、秋の気配を感じさせてくれましたがどうやらお昼頃にはまた暑くなりそう。

水分補給、忘れずに行って行きましょう

さて、数日前のニュースですがお笑い芸人のスギちゃんが、テレビ番組の収録中に骨折をした、とのこと

お笑いの事や、こういったテレビ番組の編成については興味があまりないのですが、気になったのはこの骨折部分

診断は「第十二胸椎破裂骨折」とのこと

この第12胸椎というのはロルフィング的にはとっても重要な箇所なんです

それは創始者のDr.Irda Rolf(ロルフ博士)が

「ロルフィングで1カ所しか触らないとしたら、どこになる?」と聞かれた時に

「12th Rib(第12肋骨)」と答えたくらい

今回の胸椎と呼ばれる場所は首の根元からおへその位置くらい、というとわかりやすいでしょうか

この部分で特徴的なのは、位置的にもわかるように肋骨とつながっている、ということ

下から2つの11番目と12番目の肋骨は非常に短くて、横にちょこっとだけ出ているような感じなのですが、この12番目の肋骨が引っ付いている背骨が折れた、ということ

神経的な症状がでていないのがなによりですが、なぜこの12番目の胸椎、及び第12肋骨がロルフィング的に大事か、というとそこに付着している筋肉が非常に多いんですね

ロルフィングでは通常、筋膜的に物事ととらえますがここはあえて筋肉でお話しします

第12肋骨は非常に短い骨です

その短い骨に実に10もの筋肉が付着部としてついているんですね
(それ以上あるよ!というのがわかる方は教えてくださいね)

その10個、というのは
- 腰方形筋 / Quadratus Lumborum
- 横隔膜  / Diaphgram
- 広背筋      / Lattisimus Dorsi
- 腹横筋      / Transverse Abdominus
- 外腹斜筋   / External Obliques
- 内腹斜筋   / Internal Obliques
- 内肋間膜   / Internal Intercostalis
- 外肋間膜   / External intercostalis
- 下後鋸筋   / Serratus Posterior Inferior
-  肋骨挙筋 / Levator Costalis

これだけのものが幾層にもわかれて、骨盤の上部(腰の上/腸骨稜)と12肋骨の間を走っている密集地帯になっているわけです

更にその上には胸腰筋膜という非常に大きく分厚い物が覆い被さっています

腰は上半身と下半身を繋ぐキーパーツです
そこにダイレクトに作用する部分が第12胸椎であり、第12肋骨なんですね

ここが正常に作用していないとなると、当然呼吸にも影響がでてきます

誰かが傷つく、怪我をする可能性がある行為をさせて取る笑いというものにどれほどの価値があるのかは僕にはまったくわかりません

しっかり休んで、きちんとした人にケアをしてもらい、仕事はもとよりその後の生活に支障をきたさない事をお祈りしています

 

それではまた

森部高史


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ABOUTこの記事をかいた人

森部高史

株式会社 Pono Life(ポノライフ)代表取締役 / Kukuna Body主宰。 「人生の節目に出逢うセラピスト」として多くの方の人生の転機に立ち会う。中高一貫校の英語科教員、部活動顧問を経て、アメリカの大学院に進学しアスレティックトレーナー(ATC)に。アメリカの様々な地域の大学でフルタイムスタッフとして勤務し、2012年帰国。【からだはこころのいれものだから】という考えを大切に、身体と心のバランスを大切にするボディーワーク、ロルフィングを中心に日々クライアントが自分軸で生き、自分自身の人生に彩りを添えていく為のお手伝いをしている。オフィスは麻布十番。2015年より一女の父。