力を抜いても「あなた」は「あなた」

 

 

ロルフィング®セッションにおける目的は単に緩めることではなく、自分の軸を大切にしながらも不必要な部分の力を抜いていくということだと思っています。

 

だから10シリーズを終えた後は、依存するわけではなく基本的に「自立」して自分の足で歩いていけるような状態を目指します。

 

当然、メンテナンスは必要になってきますがその頻度が一年に一回なのか、半年に一回なのか、2−3ヶ月に一回なのか、それとも何は無くとも月に1回なのかはその人の目的や生活スタイルによるものだと僕自身は考えています。

 

過去記事:「身体という部屋の整理整頓・リフォーム:ロルフィングの単発、10シリーズ、そしてメンテナンスの違い」

 

身体を資本とする仕事(アスリートやパフォーマーの方など)は一般の人よりも身体を酷使していますからその分、質の高いケアは必要になってくるでしょう。

同時に常に「見られている」というスイッチが自分では気づいていないところで入っているのでそのスイッチが入りっぱなしにならないようにしておくことが結果的に良いパフォーマンスを残せることになります。

 

東京で生活している人は、それだけで田舎で暮らしている人よりも環境におけるストレスレベルが高いので誰かの手に委ねる頻度が多くなって当然だと思います。

 

いかに自分自身の「質」が良い状態で毎日を過ごせるか、過ごしていたいと思うか、過ごしていくことを重要だと思っているか、だとおもいます。

 

過去記事:「お金と時間の質 後編」

鎧を脱いでいくことへの恐怖

ストレス状況下での時間が長いとその感覚は麻痺していきます。

身体は何も感じないように感覚を遮断してくれます。

 

満員電車なんてそうですよね。

あれだけ密集したり、人を押したりすることが「しょうがない」と思うようになる。

あれ、あの時間帯以外の電車と違う環境で行っていたら警察のお世話になるようなことです。

 

逆を言えば、普通の感覚を持ち続けていたらあの電車には乗れない。

だから感じないように身体は感覚を遮断してくれます。

 

でもそれが続いていると、「感じないように、感じないように」と身体はどんどんと鎧をまとっていきます。

 

そんな中で生活をしていると、体には不都合が生まれてくるのは想像に難しくないと思います。

常に鎧を着ているわけですから。

 

いつか鎧の中の自分が、「なんだかわからないけどしんどいぞ」とおもって鎧を脱ごうとするけれど、その頃にはもう自分では脱げない。

 

だからマッサージなどに行く方もおおくそれで良い状態に近づける方もいらっしゃいますが、それでは十分ではない人もいる。

相手に任せきらず、感じることの大切さ

なぜマッサージでは十分ではないのか。

 

それは根本的には、自分が「感じる」ことを取り戻す作業が必要になってくるから。

この鎧は必要なのか、そうでないのか

 

それを判断するのは周りの人ではありません、あなた自身です。

 

いくら身を軽くしたいからといって、適切な装備もないままに戦いの場に行ったとしたらそれは判断が甘すぎます。

 

逆に、装備をたくさんつけたところで動けなくなってしまっては何の役にも立ちません。

 

クライアントの方々の中でも、別の場所で身体を緩めるようなことをしてもらってから逆に調子が悪くなってしまった、といって起こしいただく方もいらっしゃいます。

 

それは身体だけを緩められても、心の部分が「そんな無防備でいたら大変なことになってしまうよ!」とストップをかけている状態が続き、神経的に警戒モードに常に入ってしまっているから。

 

そのために気が休まらなかったり、イライラしたり、どこか落ち着かなかったり、という状況が続いているというケースも少なくありません。

 

単に緩めればいいというものではないんですよね。

緩ませるだけではなく、その過程で軸をみつけていくこと

緩んでいくことで無防備になってしまうのではないか

また、自分が変わってしまうのではないか、というところに潜在的に恐怖を感じている人は思っている以上に多いです。

 

特に男性は社会的通念的にも「弱音を吐いてはいけない」とか「男のくせに」ということからも、より頑なになりやすい状況があります。

 

女性は逆に変化に対して上手に適応できる人が多いです。

しかしながらそれがゆえに「解放」される方向にだけ進んでしまい、地に足がつかないケースも見受けられます。

 

緩むことだけやっているのって、自分が解放されていくように感じるし単純に気持ちがいいんですよね。でもそれだと「自立」はできない。

 

解放ってその場から離れていくことではなくて、自分の足は地につき芯はありながらも柔軟な心と広い視野を持てることだと思います。

 

そして自立って、自分だけで立っているわけではなく、立った後に周りの人とも協調性を持ち、社会の一員として活動していくことができて初めての自立だと思うのです。

だって、人は一人では生きていけないから。

力を抜いたからって自分が変わるわけじゃない

そのコーヒーカップを持つのに本当にそれだけの力は必要なのでしょうか?

パソコンのキーボードを叩くのにそれだけ強く叩かないといけないのでしょうか?

この画面を見るのにそんなに目に力を込めなければいけないのでしょうか?

 

日常のちょっとした動作の振り返りをするだけで、自分はこんなにも力をいれていたのか、ということに気づく瞬間がたくさんあります。

 

でもそのコーヒーカップを持ち上げる力を少し緩めたからといって

パソコンのキーボードを優しく扱うようになったからといって

画面をみる目を少し緩めたからといって

 

あなたという人間が変わるわけではないですよね?

 

そこに自分の意思があるならば何の問題もないはずです。

 

毎日のセッションではそんなところをサポートしています。

 

まとめ

自分を見つめることが第一歩。なかなか興味深い生き物ですよ、「自分」って

 

ではまた

べぇ

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*ARLではアメリカでアスレティックトレーナー(ATC)として活動してきた経験に基づく解剖学的知識とロルフィング®を始めとするボディーワークを実践していく中で育んできた要素をふんだんに盛り込んでいます。

大切なことは解剖学は冷たいものではなく、温かい「人間」を取り扱う学問である、ということ。

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一人でも多くの仲間に出逢えることを楽しみにしています。

 

それではまた

森部高史

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アメリカにおいてプロスポーツやハイレベルなスポーツ選手と関わり、日本でも芸能界に携わる方々も含み、10000を超えるセッションを行ってきた中でわかった【身体と心の繋がり】、そして【自分軸で生きて行く】ということ。

そのためには、必要不可欠な身体と心のバランス。

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ABOUTこの記事をかいた人

森部高史

株式会社 Pono Life(ポノライフ)代表取締役 / Kukuna Body主宰。 「人生の節目に出逢うセラピスト」として多くの方の人生の転機に立ち会う。中高一貫校の英語科教員、部活動顧問を経て、アメリカの大学院に進学しアスレティックトレーナー(ATC)に。アメリカの様々な地域の大学でフルタイムスタッフとして勤務し、2012年帰国。【からだはこころのいれものだから】という考えを大切に、身体と心のバランスを大切にするボディーワーク、ロルフィングを中心に日々クライアントが自分軸で生き、自分自身の人生に彩りを添えていく為のお手伝いをしている。オフィスは麻布十番。2015年より一女の父。