Kukuna Bodyでロルフィング®を受けて人生が変わった、と言う方が多い件について

こんにちは、麻布十番で【身体を入り口に心とのバランスを整える】ボディーワークを提供しているべぇです。

年末年始にかけて、心理学、脳、ボディーワーク、コミュニケーション分野の本を数多く読んでいました。昨年末からは、合気道をはじめ、現在は寒稽古のために毎朝早くから道場に足を運んでいます。

 

そして、年が明けてからまだ2週間ほどですが、この短い時間の中でも、クライアントの皆様からの多くの笑顔と、たくさんの涙でKukuna Bodyは満たされていました。どこにいっても、どうしようもなく諦めていた体の状態に変化が訪れ、イキイキした生活を送れていることから、クライアントの方々から「何でもっと宣伝しないんですか?」

そう言われることも1度や2度ではありませんでした。

一体、ロルフィング®とは何なのだろう?

そのような時間を経たことにより、自分にとってのライフワークであるロルフィングではありますが、この機会に再び「ロルフィング®とは何なのか」を考え始めることになりました。

一般的によく説明されることは以下のことになると思います。

筋膜を扱うロルフィング®

ここ最近の筋膜「ブーム」の関係で、ロルフィングという言葉を見たり、聞いたりしたことのある人が増えてきました。

何度も書いてきていますが、現在メディアで言われているような「筋膜」の扱われ方は、わかりやすいところだけを切り取り、あたかも全てが新しい発見で、それが絶対的な正解であるかのように扱われています。

しかしながら、半世紀以上前から筋膜に対してアプローチしてきているロルフィングが捉えている筋膜の概念が伝えられているかといわれると、そうではありません。

筋膜というものが近年の科学的進歩により、その役割が明らかになってきたところは当然あります。でもそれが全てではなく、貴重なデータや研究ではありますが、数字だけでは捉えることの出来ないものもそこには存在しています。

そのあたりのことを含めてこちらをどうぞ。

株式会社Pono Life/Kukuna Bodyの森部です。構造としての筋膜最近はセッション以外でも、身体に関わる専門家の方、心を扱う方、ビジネスを扱う方、子育てを行っている方などなど、広い分野の方々とお会いしていますが本当にみなさん勉強熱心で、でも謙虚で、こちらもしっかりとやるべきことをやっていかないとな、と刺激をいただいています。そのなかで身体に関わる方とご一緒すると自分はロルフィング®というものをやっているから、「筋膜」について教えて下さい、と言われることが少なくありません。「勉強させてください」は信用し...

重力と調和する身体になるロルフィング

ロルフィングのトレードークでもある、こちらのリトルボーイロゴ。

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人間の体はえらいもので、ちょっとした負荷は、体が「頑張って」何でもないように思わせてくれます。でもそれも、日々、繰り返しその負荷がかかっていると他の体の部位が「もうこれ以上頑張れないよ!」と主張しはじめ、代償運動が生まれます。

それがロゴの左側の状況です。だるま落としのだるまも、いびつになっていても「立つ」ことはできます。

人間の体も一緒。だけど、いずれ疲れてくる。

 

それが「歪み」と表現されたり「悪い姿勢」と表現されたりする。でも、自分にとっては「当たり前」のことを意識しないで行ってきたから、修正することがなかなかに難しい。筋肉で無理やり「支える」のではなく、そもそも然るべきある場所に、体の各部位を導いていくことができたなら、体はもっと楽ができる。

 

重力に抗うのではなく、重力と共存する身体。それがロゴの右側が示すもの。その状態になれば、エネルギーのロスが少なくなり、不快感も減る。

慢性的な痛みの症状も軽減することで、そのエネルギーをより生産的なことに使える=疲れにくい身体になる=パフォーマンスの向上がのぞめるそんな風に一般的には説明されています。

それも、もちろんそうなのですが、もう一つロルフィングの効果、と言って良いのかわかりませんが、特にここ1−2年にKukuna Bodyでロルフィングの10シリーズをを受けてくださった方々から言われることでもあり、自分も体験したこと。

 

そしておそらくそれが、自分自身ロルフィングを愛してやまない理由の一つなのだと思います。それは、、、

ロルフィングをうけて人生が変わった、という感想が非常に多い件

過去のお客様の感想をご覧になり、10シリーズを受けることに決めた方々からの質問にはこういったものがありました。

「身体のことを扱っているから、姿勢がかわっていくのはわかるし、写真でもそれは見て取れる。でも、なぜ多くの人が心理的な変化や、性格の変化(明るくなった、ポジティブになったなど)に言及しているのか、とても不思議でした」

自分自身にも同じような経験があります。僕が10シリーズを受け始めたのは、アメリカで仕事をしていた時でした。当然ロルフィングを学ぶ前でした。

10シリーズのプロセスを経て、生きていくのがとても楽になりました。身体はもちろんのこと、考え方がより柔軟になり、イライラしなくなりました。当時はスポーツ現場で、勝つか負けるか、白か黒かという世界にいたので、物事をとてもはっきりと区別していました。今思えばとても息苦しい生き方だったと思います。

物事の捉え方に様々な変化が訪れ、いま現在はロルフィングを提供する側にまわっています。

自分が感じたように、自分からロルフィング10シリーズを受けてくださった皆様が、様々な肉体的変化はもちろんのこと、心理的変化も大切に感じ取り、その後の御自身の人生に活かしてくださっている方々がいることは本当に嬉しく思っています。

 

こういった心理的な変化というものは、最近取り上げられている「筋膜」というものからだけでは説明できないものがあります。ロルフィングはいわゆる筋膜リリースとは違います。

こんにちは、麻布十番で【身体を入り口に心とのバランスを整える】ボディーワークを提供しているべぇです。「ロルフィング®って筋膜リリースですか?」と聞かれることがよくあります。「リリースと言われることが起こるもちろんあるけど、それが目的ではないです」そう答えると「?」という顔をされることが多いです。 でも実際、、あくまでも対象のひとつでしかないんですよね、ロルフィングの場合。目的の違い筋膜リリースという言葉が日本でよく聞かれるようになったのって、おそらくフィットネス業界からなのかな、という印象...

なぜ、筋膜を意識しながら身体にアプローチすることで、肉体的変化はもとより、心理的変化までが起こるのか。その時々にふさわしいと思える説明をしていたのですが、ようやく腑におちる答えが自分の中に落ちてきました。

頭だけで考えていても答えはでません。身体の感覚にきちんと身を委ねる事ができているか。
どうしても情報過多の現代では、【腑に落ちる】感覚を信じる前に、情報を判断してしまう傾向があります。

悪いことだけではないのですが、それは社会が求める答えに振り回されることにもなりえます。

大切なことは社会の【正解】にあわせていくことではなく、自分の中にある【答え】をさがしていくことだから。

からだはこころのいれものだから
べぇ

それではまた

森部高史

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社 Pono Life(ポノライフ)代表取締役 / Kukuna Body主宰。 「人生の節目に出逢うセラピスト」として多くの方の人生の転機に立ち会う。中高一貫校の英語科教員、部活動顧問を経て、アメリカの大学院に進学しアスレティックトレーナー(ATC)に。アメリカの様々な地域の大学でフルタイムスタッフとして勤務し、2012年帰国。【からだはこころのいれものだから】という考えを大切に、身体と心のバランスを大切にするボディーワーク、ロルフィングを中心に日々クライアントが自分軸で生き、自分自身の人生に彩りを添えていく為のお手伝いをしている。オフィスは麻布十番。2015年より一女の父。