忙しい世の中なので「疲れたー」と思うこともあると思います。
「疲れた」と感じない状態にまでなっていることのほうが危ない、ということもあるかな。
でもその「疲れ」というのは肉体的なものと思っていても実は脳が原因だったというのがこの本で言われていること。
過労死をするのは人間だけだそうです、確かに野生動物が獲物を追っている最中に過労死するなんて聞いたことないですよね。
本来は本能がストップしてくれているのに、人間であるがゆえに高度な脳の機能がそれをごまかしてしまう、そんな本末転倒とも言える事がおこってしまうのはなぜなのか。
また、栄養ドリンクや温泉などは逆効果になってしまうことも。乳酸が筋肉疲労の原因であるということは否定されることがある程度一般的にはなってきましたが、まだご存じない方も大勢いらっしゃいます。
本著の中では、そういった一般的に信じられていることが、こういう理由で逆効果になってしまうこともありますよ、ということがわかりやすく説明されていますし、脳の機能についても簡単に説明してくれていて、とても読みやすく出来ていると思います。
身体や人に関わる仕事をしている人ほど、ちょっと気をつけて見たほうが良いことがあるかもしれませんね!
ではまた
べぇ
それではまた
森部高史