早稲田大学で心理学を専門とし、教鞭をとられていた春木豊先生著書(2011年刊行)。
心は昔から「知」「情」「意」とわけられてきた。知とは情報とも言い換えることができる。「情報の時代」とも言われる現代は知が優先しているということになる。
ー「動きが心をつくる」p3 はじめに、より
書籍の中では生理的反射である「レスポンデント反応」、意図的反応である「オペラント反応」、そしてその両方を含む「レスペラント反応」について言及されていて、僕たちが普段何気なく行っている行動に対しても意味があることを示唆してくれています。
その最たるものは呼吸であり、筋反応であり、表情、発声、姿勢、歩行や対人距離、そして対人接触反応など。
この辺りは、普段ロルフィング®のセッションでも大切に扱っているところで、なぜロルフィング行ったクライアントの方々が、性格が明るくなったり、くよくよしなくなったり、前向きになるということが多々ありますが、そのあたりの理由にも納得ができました。
心が先か、動きが先か
動きに影響される心は何か
僕たちの身体は、常に何かのメッセージを送ってくれています。そのメッセージをどのように受け取るか。受け取れる自分でいるか、ということもとても大切なことですね。
11章「生活を豊かにする心身統一ワーク」にロルフィング®が紹介されていたことが嬉しかったことは言う間でもありません!
ではまた
べぇ
それではまた
森部高史