今回は僕と同じロルフィングの資格を持つ彩子さんから10シリーズの感想を頂きました。
彩子さんにとって、この10シリーズは3回目。
過去には股関節唇損傷による手術を受けた経験、アメリカ生活からの帰国、そしてプライベートな面でも新たな生活のスタートを切るタイミングでのセッションでした。どうぞご覧ください。
目次
【ロルフィングを受ける前のお悩みは何でしたか?それに変化はありましたか?】
- 肩と肘の痛み→しつこく居残り中
- 骨盤周りのカチコチの筋肉→柔らかくなりました
- 立っても座っても、楽に持続できる姿勢がなかったこと→楽に立っていられるようになりました!
【お悩みだった事以外で何か変化はありましたか?】
股関節がウィークポイントだったので、様々な姿勢を怖がっていたことに気がつきました。今はまったく怖くありません。
また、自分の骨盤の「快適な場所」がこんなところにあったなんて…!という驚きの発見がありました。
Kukunaの日(第2回目)での学びとあわせて、お腹がポコンと前に出ていても別に構わないじゃん。これが楽なんだものという、自分本位で体のあり方を決める強さがやっと得られました。(大袈裟なようですが、文化的な「美の規則」にとらわれる気持が大きかったので…)
【ロルフィング10シリーズはどのような体験でしたか?】
3回目の10シリーズなので、とてもリラックスして楽しんでいました。
が、体がリラックスるのと同時に、精神的に様々な課題が浮上してきました。
自分の外側にたくさんついている「かくあらねば」という強い思い込みや規範意識、「こう見られたい」という見栄や欲求がまだたんまりあったんだなぁと気がつくことが多かったです。
【一番印象に残ったセッションは何でしたか?またそれはなぜですか?】
たぶん2回目のセッションが終わった時だったと思いますが、「(痛みとか不具合の解消に注目するよりも)千石さんにとって居心地
がいい姿勢を探すのが先です」と言われたことです(当時まだ離婚成立してませんでした)
【ロルファー森部の印象は?】
人当たりいいのに言うことはキッツイなぁ…という印象です(失礼すぎる…でも、本音です!)
ネガティブワードは使わないし、決して上から目線ではないのですが、自分が目をそらしていることや「考えなくちゃいけないよな」
と思っていることをズバーンと直球で言われることが多々あったので。
セッション中にべぇさんから言われて印象的だったのは「話すときに、相手を自分の声で包むようなイメージを持ちながら話す」ということでした。
つい話す内容にばかりとらわれがちで、今も話し終えてから「あっそうだった!」と思い出すことが多いんですが、これからも心がけてゆきたいと思います。
【どのような人にロルフィングをお勧めしたいですか?】
切実な不調を抱えている人にはもちろんですが… そこまでゆく前に、「なんか最近眠れない」「肩こりひどい」「よくわかんないけ
どしんどい」と感じている人に受けてもらいたいです。
自分の心身が囚われているものの正体に気が付いて、手放せるものからひとつずつ手放してゆけるからです。
【10回通うのは大変でしたか?楽しかったですか?その他べぇへのメッセージなどご自由】
あっという間でした。
私の人生の中でも屈指の大イベント続きの中での10シリーズでしたので、気が重い日もありました。
そういう日でも、帰りはいつも足取りは軽かったです。ありがとうございました。
【これからの森部やKukunaに期待していることはなんですか?】
コンサルタント業務がどういう形で展開してゆくのか、ワクワクしてます^^
【ロルファーべぇの感想】
やはり同じ資格を持つ方が受けに来てくださることはとても嬉しいです。
彩子さんの感想の中にもありますが、僕は厳しく聞こえるようなことも「この人は受け取れるかな」という人には伝えることもあります。
それは怒鳴る、とかではなく本人が見ないようにしていることを「そろそろ前に進むには気づいた方がいいんじゃない?」ということを。
「あなたのために言っているんです」ということではなく、「変わりたいんだったらここは大切だと何百、何千という人たちに会って、濃い時間を共有してきた経験から思いますよ」ということ。
僕の仕事は単に気持ちよくさせることではなく、自分の足でしっかりと人生を歩んでいくことをサポートすることだから。
もちろんまだふらつくようなことや、迷うことがあるなら伴走はしていきます。
でもおんぶして目的地まで運ぶ、なんてことはしない。それはその人のためにならないから。僕は24時間365日、一生面倒を見られるわけではないから、僕にできる最大限のことは何かと考えた時に率直に伝える、ということを大切にしています。
彩子さんがこれからのどのようなスタートを切り、進まれていくのかとても楽しみにしています!
ご自身のブログにも感想を書いてくださっています。あわせてどうぞご覧ください。
ではまた
べぇ
それではまた
森部高史