歩く時、気付くと顎が上がっていたのですが、自然に引けていました

スポーツ関連/鍼灸師のMさんより セッション7体験談

頂きました。コアセッションのまとめです
どうぞご覧下さい

左からS1前/S3後/S7後

元々そんなにいわゆる「姿勢が悪い」という方ではないので、パッと見はわかりづらいかもしれませんが、それでも前傾ぎみだったものが、ゆらーり中心に戻って来ているような感じが見られます

上手く「足に乗れている」のがみてとれるとおもいます

ではご覧ください!

セッション7 感想

最も興味を持っていた上半身、顔、頭のセッション。
先週、セッション⑦は口と鼻の奥に指を入れると聞いたので緊張しつつも興味津津で挑みました。

立った時:

いつもは重心が右よりだけど、今日は左側。肩も右に比べて左が上がっている。
首を上下、右向き、左向きと動かしてみると、右向く時に首が詰まって回りにくい。

歩いてみて:

特に気になることはなく、肩の力抜けて腕が自然にふれていて、回旋動作も出てきているのを自覚できる。
背中の一点を支点に動いている感じ。

寝た状態:

最近のセッションではあまり寝た状態を意識していなかった。
今日久しぶりに集中してみると、左半身が沈んでいて、腰が重たい。
いつも腕は手のひら下の方が楽だけど、違和感がある。

セッション スタート

右の膝、ももからスタートし、肋骨からわき、鎖骨の下にかけて、同時に背部にもアプローチ。

左は特に腕に時間かけていたみたいです。

その後、背部、肩、頚とすすみ、少し顔(顎の下と頬)を表面から触って、いざ口内へ。

口へのワーク

まず、口を開いて閉じて、と何回か繰り返すのですが、思ったほど開かない。

若干左の方がスムーズにできましたが、右はカクカク引っ掛かります。

じゃあ、動かしやすい左からということで左の歯茎に沿ってゆっくり指を滑らせ、何回か往復したら上に移動。そんなに力入れていないと思うのですが、痛い!

でもすこしずつ緩んでいくのが分かります

右も終えて口を開閉してみると、大きく開けるし、引っ掛かる感じもなくなっていました

鼻へのワーク

そして鼻。

思ったほど気持ち悪くない、けど初めての感覚。

どんなか見てみたくて一度目開けたらおかしくて笑ってしまいました。

口が緩んだら鼻もリラックスしたみたいで、鼻腔が広がったみたいです。

顎へのアプローチ

次は首や背中にアプローチしながら顎のワーク。

軽く口を開いて下顎を左右に動かしたり、突き出したり。

左右の筋肉を均等に使えていないことを実感しました。

セッション終盤

いつものように最後、手を仙骨と肩背部当てている時、べぇさんに「いつもより仙骨が良く動いているね」と言われました。

確かにいつもより活発だとは思っていましたが、血行が良くなっているのだと思っていたので、これも新たな発見です。

「呼吸をしているときに、背骨の方からどういう風にwaveして仙骨の方まで届くのか。
水面に石投げて円が広がっていくようにイメージすると感じやすいですよ。」ともおしゃってました。

ゆっくり起き上って、一度立ってみると、口のかみ合わせが楽になって、鎖骨が広がった感じがしました。
いかに歯を食いしばっていたかが分かります。

歩いて何か感じるかと言うと「?」だけど、スムーズに動けていて、手を自然と大きく振りたくなりました。

ベンチワークの後は、首の可動範囲がかなり広がりました。目の動きが大きく関与しているようです。

再度歩いてみると、ずっと感じていた背中の支点のような点が消えました。

上半身がデンデン太鼓のように回って、腕の動きが大きくなりました。

また、歩くスピードが上がった訳ではないのですが、歩幅が広くなっていて、部屋が狭く感じます。

腰の痛みも治まって、首はまだすこ日引っ張られている感じがするけど、なじめば消えそうです。

立っているとき、歩く時、気付くと顎が上がっていたのですが、自然に引けていました。
頭も元の位置に戻ったようです。

セッションもあと3回。
どの様に仕上がっていくのでしょうか?
楽しみです。

後日談

セッションから数日間、頭痛が続きました。
これはロルフィングの影響なのか、暑い日が続いたので熱中症気味だったのか、原因は不明です。

週1回走るようにしていますが、骨盤が動いていて、走り方が前より軽やかになったように思います。

歩く時も一歩一歩しっかり着地できるようになりました。

ただ、長い間立っているとき、ふと気付くとお腹の力が抜けていて、骨盤がしゃんとしていなかったり、背骨のアーチの感覚とかは分からなくなっています。

同時に、今まで受けてきたセッションでべぇさんから教えて貰った、普段自分で意識するとよいことを色々思い出しました。

もう少し感覚的な変化とか、身体の内面の変化に気づけるようになるといいな、と思います。

ロルファー®森部(べぇ) コメント

大分前にコメントを頂いていて、先日セッション9が終了しているのですが、更新が滞ってしまっていました。すいません!

ちょっとずつ身体が変化している中で、心理的な物も変化してきているのですが「もっともっと!」と求め始めている中でのセッションでした

まだこの時には、思うような感覚がえられていませんでしたが、それが先日行ったS9で花開くことになりますが、それはご本人からのコメントを待ちたいなと思います

さて、口と鼻、大きくつながっているんですね

そして顎への力の入り方には目の使い方も大きく関わってきます

その首の疲れや顎の疲れは、首や顎によるものではなくて、他の所に引っ張られて首や顎が頑張ってくれている、という可能性もあります

セッションもいよいよ佳境

Mさんが望む感覚的な変化がどのようになっていくか、お楽しみに!

それではまた

森部高史

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社 Pono Life(ポノライフ)代表取締役 / Kukuna Body主宰。 「人生の節目に出逢うセラピスト」として多くの方の人生の転機に立ち会う。中高一貫校の英語科教員、部活動顧問を経て、アメリカの大学院に進学しアスレティックトレーナー(ATC)に。アメリカの様々な地域の大学でフルタイムスタッフとして勤務し、2012年帰国。【からだはこころのいれものだから】という考えを大切に、身体と心のバランスを大切にするボディーワーク、ロルフィングを中心に日々クライアントが自分軸で生き、自分自身の人生に彩りを添えていく為のお手伝いをしている。オフィスは麻布十番。2015年より一女の父。