Mさん(30代 スポーツ関係/鍼灸師)からセッション2の体験談頂きました
ご覧ください!
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今日は2回目のセッションでした。
主にひざ下にフォーカスした内容です。
セッション受ける前の感覚:
相変わらず首が苦しく、腰もピンポイントで痛いような、すべての負荷が集中している様でつらい状態です。
その場に立ったときの感覚:
・左重心で、足全体で床を捉えている感じだけど、足裏内側に荷重していて、外側が浮いている。
・骨盤が若干回旋しているものの、前回に比べ顔はまっすぐ前を向いているので、これだけでも進歩です。
その場で膝を曲げる動作:
・もともとX脚気味なので、両膝ともばまっすぐ曲げられないのはわかっていましたが、 それにしても左膝ニーイン(内側に入ってしまう)がひどい!!
歩行:
この日は何も感じ取れませんでした。歩きやすくも、歩きにくくもない。
自分の身体に集中できていないのでしょうか?
寝た状態:
・全体的に左に沈んでいる感じ。
・頭は前回と違って、左の後頭部で支えていて、顎が右上にあがっている。
・上半身は右の肩が中に入っているため、肩甲骨が浮いていて、腕が一本の棒のよう。
左のほうが関節に隙間があって力が抜けている。
・脊柱は、後頭部からカーブして、胸椎の下部(丁度剣状突起の真裏)でどんと落ちて、
そこからはベッドにしっかりついている。
・足全体は左が沈んでいて、右が浮いている。一見右のほうが状態よさそうに聞こえるけど、
沈んでいる左のほうが柔らかくて心地よい。 右のほうが浮いているのに力が入っている、変な感覚。
・筋肉の張りは右の方があるのかな?大腿部は右の方が筒型。
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セッションの開始:
足の甲、足裏から始まり、脛、ふくらはぎ、ももうらとあちこち押さえられましたが、踵の内側が激痛!
次に脛の筋肉をべぇさんが両手こぶしで軽く押さえながら足指を動かしていくのですが、
これが本当に痛かった・・・・・・。(注1)
自分でも普段から張っているな、と自覚していたものの、ここまで酷使していたとは。
何回か足首をもって、脚を全体的に押したりひっぱったりして、一度起き上がりましたが、
ふらふらして気持ちが悪いかったです。
その後歩いたけれど、何も感じられません。
右と左で顔が全然違うと指摘されたので見てみるも、これもイマイチ分からない。
左がおかめさんのように腫れているけど、これはもともと?
左も同様のアプローチの後、再度立ち上がって、感覚を見る 少し重心戻った?
でも左斜め上にベクトルが向いている感じでなんだかすっきりしません
もう一度あお向けに寝て、ももの前を少し触って(膝の横、お皿の動き見ている)
膝上と膝下上から押さえられながら、べぇさんの声に合わせてその部位に集中して動かすのですが、難しい。
左は上手く出来たけど、右がモモに先に力が入って上手くできませんでした。
3回目でやっとです。
頭と首、背中を調整して、再度歩いてみると、少しすっとした感じ。
相変わらずぼーーっとしていますが。けど歩いても何も気づけませんでした。
べぇさんに、歩き方が全然違うって言われ、なんとなくそうなのかなぁ、と。
気になったのは、左は全て感覚があるけど、右がないこと。
右の膝より先の感覚がないんです。
足付いて歩いているのは分かるのですが、体重が乗っていない感じというか・・・。
最後に座った状態で上半身を倒して、戻して、という動作をするのですが、初めは自分で、次にべぇさんに背中押してもらいながら行います。
この時のポイントは背骨が一つ一つ離れていくようにイメージすることと、足裏でしっかり押し返すこと。
両足均等に押し返しているつもりが、右が上手く使えません。
何でー、と自分を責めたくなります。
そのあと歩いたら、右足の感覚が少し戻っていました。
明らかに姿勢がよくなり、身長が伸びました!腰と首も楽です。
あと、歩いて方向転換する時の回り方が逆方向になりました。何故でしょう?
セッション前後の写真は横向きが分かりやすいですが、腰のそりがなくなって、お尻があがり、おなかへこんで、首が細くなっていました 。
今回は実際に身体で感じるより、写真のほうが変化が明らかでした。
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セッション後:
終わった直後からももの前が筋肉痛です。
そんなに強く揉まれたわけでもないと思うのですが、もみ返しでしょうか。(注2)
セッション後に寝つきが良くなった、とか、寝起きがすっきりす方がいらっしゃるようですが、
私は逆で寝つきが余りよくなく、朝起きたときもボーっとしています。
ロルフィングの影響か、そうでないのかは分かりません。
走るときは普段よりスピードが落ちて、きつかったです。これは自分なりの説があります。
以前は接地のときはもも前(大腿四頭筋)で支えて、蹴るときは足首(下腿三頭筋)を使っていたのですが、
セッション後はもも裏(ハムストリングス)で走っていました。
走り方を変えようと意識したわけではないのですが、自然とハムストを使うような走り方をしていて、
今まで使っていなかった筋肉で前に進もうとしているのでパワーが出なかったと推測しています。
ただ、気になることが。
なんとなく右足のヒールストライクが左より強い、というか音で表現すると、
ドーン、トン、ドーン、トンという感じなんですよね。
同じ足音になるように自分なりに調整してみようかとも考えますが、折角悪い癖が少しづつ改善されているので、敢えて何もしないほうが良いのでしょうか。
こういうときはどうすればいいのかアドバイスください!(注3)
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またまたかなり細かく記述した頂きました
よく是だけ覚えているなー、と関心しますし、ありがたいです!
上でつけた注釈についてちょっと補足を
(注1):「痛み」について
昔のロルフィング®のセッションはかなり痛い物だったそうです。でも時代が移り変わり近年の物はせいぜい「痛気持ちいい」、もしくは「ちょっと痛いけど歯を食いしばる必要はなく、呼吸をゆっくりしいていればどうにかなる」位で、セッションの中で一つか二つそんな場所がある位
セッションの数が進むに連れて、アプローチの仕方も替えて行きますし、身体も変化してくるので最初の数セッション程、こういった「痛み」を感じる事はなくなります
「すごく痛かった」とMさんも書いていますが、「痛い、痛い(笑)」と笑いながら言われていたので、大丈夫だなと思ってある程度の圧を掛けていました 笑
とは言っても「力づく」というわけではないですし、人によってかける圧は替えていますし、決して力づくという事ではないのでご安心を!
(注2):「もみ返し?について」
ロルフィング®のセッションではいわゆる「揉む」ということはしません
だから「もみ返し」ではないんですね
セッションの中では、今迄とは違う事を意識してもらって 身体をちょっと動かして行きます
それがMさんも文章の中で書いていますが「思うようになかなか出来ない!」と書かれているような動き
今迄と違う事を意識して動かす事で、今迄使っていなかった物が動き出す、滞っていた物が流れ出す
それが「筋肉痛」のような形でセッション後に出てくる事があります
それは毎セッション必ず、ということではないのですが、制限が多かった場所程その傾向はあるように思います
でも大抵数日でなくなるので、それがあらわれたら「変化の兆候」 だと思って、何が変わったかな、と思って貰えたらと思います
(注3):「足音の違いについて」
ヒールを愛用される女性(Mさんも愛用者)は足音がかなり大きかったりします
かかとで「ドンドン!」のような
足音の違い、というのも今迄とは少し何かが変わって来た証拠ですね
その時は[無理やり音を同じようにするように頑張る!」のではなくて、
「どうしたら身体全体が楽な感じかな?」と考えて感じながら歩いてみると良いと思います
その時に気にしておくと良いポイント、というのはセッションの中でお話しているような、非常にシンプルな事を意識してみるだけで変わって来ると思います
ロルフィング®は即効性のある特効薬ではありません
時間をかけて、じっくりゆっくり身体と向き合ってよりより場所に一緒に身体を導いて行く、そんな物だと思います
だからセッションの間に時間を空けてもらうし(1−2週間)、その間に色々な事を感じてもらって積み上げて行く、そんな感じです
根本から自分の身体と向き合いたい、という方は考えてみてくださいね!
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それではまた
森部高史
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