本日は、コアセッションの最初となるセッション4
内側からのサポートを感じて行く事になるセッションです
自分がセッションするがわになって、ここからが更に本当の意味で身体の面白さを感じて行くところだと思っています
2009年2月24日の記事。前回のセッションからは約3週間。
ご覧ください
前書き:先日、ひょんな事からアメリカでアスレチックトレーナーとして働いていた時に書いていたブログを読み返す機会があったのですが、その中で自分がロルフィングの勉強をし始める前に、10シリーズのセッションをうけた感想というのが毎セッション分あったので毎日ひとつずつあげて行こうと思います。ロルフィングって何なのかわからないなりに、じぶんが感じた事を書き残した感じの文章なので伝わりづらい所もたくさんあると思いますし、つたない文章ですがお許しください
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本日で第4回目、今回の目的は
『骨盤内構造の調整。ミッドラインの確立』
と言われてもいまいちピンときません
前回の第3回目は体の側面(外側)にアプローチしたので、今回は脚の内側
骨盤底筋(Pelvic Floor Muscles)にアプローチしてすっきりと立てるように調整する、というもの
骨盤底筋とは、骨盤の底にハンモックのように広がっている筋肉群
ここがきちんとコントロールできないと尿もれなどの問題が出てきてしまう場所とのこと
テレビや雑誌でチラッと見たり聞いたりしたことがある人もいるかもしれません
まずはいつものように立ち姿勢と歩き方からチェック
立っている時に、脚の内側と外側を比べると内側が引っ張られているような感じとのこと
さっそくテーブルの上に横向きで寝て、まずは足の裏からくるぶし周辺へのアプローチ
徐々に上がってきて、ふくらはぎのあたり
ここら辺は今までのセッションで行われてきたことと同じ感じですが「この程度の力でこれだけ感じるのか、、、」と自分が普段選手にアプローチするときとは違う場所、違う力加減で面白かったです
腿の内側から坐骨へのアプローチでは場所によって指・肘と方法を変えていました
骨盤底筋の内側には入っていけないのでその近辺である坐骨に対してアプローチ
基本的には痛みに耐えられるのであればグイグイ押して伸ばされる感じです
そして時に押されているときにこちらも多少膝を曲げ伸ばししたりして動きを加えていきます
坐骨近辺の筋膜は頭にまでつながっているそうで、良く尻モチをつく人(スキーやスノボーダー)、そして交通事故にあった人などは、そのあたりを押されると頭まで電気が走ったような感じがするそうです。これは筋膜の固さというよりは神経群に関与している事のようですが
片面3-40分ほどかけたところで一度起立
そして歩行
前回感じたように、アプローチをされた右とまだされていない左での感覚が違うので多少オフバランス
Rolferも立ち姿(脚のライン)を見て変化を確認
自分も上から脚を見下ろす感じでしかわかりませんでしたが、膝の内側が落ちて左右で高さが違っているように見えました
歩いてみると、右足がスムーズに前にでて、しなるような感覚がありました
左足は一本の棒がまっすぐズンズンという感じなのですが、右足は柳のように腰・膝・足首・足の先と連動して動いているような感覚
再びテーブルに戻り、左側にアプローチ
相変わらず左は右と比べて大分固い、おそらくこちら側がstabilizer(カラダを固定する)として無意識に使っているのだろう、とのこと
自分の体なのに知らない事がたくさんあります
セッションが始まる前に、前回のセッションからどうだったか、と聞かれたので
左の首から肩にかけてが非常に固く感じると言う事を伝えていたので、最後にまた首を中心にアプローチしてもらいました。
左の首周りが非常に頑固に凝り固まっているので、今までも時間を割いてきてくれているのですが、少しずつよくなってきていてROM(可動域)も大分でてきました
首を回旋してもらっているときに(PROM)どうやら左肩も一緒にあがってしまうとの事
全然そんな意識ないんですが、また新たな発見です
最後に再び立って、歩行チェック
腕も脚も自然に振れるようになり、アーチに上手に体重を乗っけられるようになりました
次のセッションは約10日後
それまでに自分の体でどのような発見があるか、また楽しみです
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読み返していて、「あーなるほどー」と思う事が多数あります
セッションする側になってから読み返してみると面白いものです!
参考になれば幸いです
それではまた
森部高史